社会貢献度の高さから見る「医療・研究開発系の職種」を紹介します
毎日のようにさまざまな技術が進歩している昨今、派遣の仕事にもその影響は少なからず出てきています。例えば研究開発です。研究開発は、日々新しく発売されている新製品の商品開発や半導体の設計、それに付随する補助作業などありとあらゆる企業や業界から需要があります。また、派遣未経験者の方の就職率が比較的高いようにも感じます。今回はそんな「医療・研究開発系の職種」をいくつか紹介させていただきたいと思います。
専門色の強い5つの職種
・理系事務
「理系事務」は、通常の事務職とは違い、理系の知識・経験が必要不可欠な事務の仕事です。注意としては、理系事務は研究所などで働くいわゆるラボワークではありません。あくまでも事務ですから職務内容は、「新製品開発に必要となる文献・資料収集」「情報提供のための資料作成」「研究・特許の事務」となります。
・品質管理
「品質管理」は、顧客の要求に応じた品質の製品を作り出す仕事です。それぞれの分析機器さまざまな方法を用いて製品に異常・不良がないかどうかをチェックします。もし仮に異常・不良があればその原因の調査も行います。集中力と細部までに目を配ることができる注意力がある人に向いた仕事だと言えます。
・医薬化学分析
「医薬化学分析」は、上記の品質管理と同じように分析系の仕事です。物質を構成する元素の種類や量の比率を分析します。化学の専門的な知識に加え、ある程度の経験が必要に思えます。
・生化学研究
「生化学研究」は、生物を構成する物質の解明、生物の体内の化学反応を解明し、生命現象を化学的に究明していく研究職です。研究の分野は「遺伝子」「代謝」「免疫」「生理学」と多岐にわたります。また生化学研究により医薬品の開発や治療技術の開発が推し進められます。また、食品生産や食品開発にもその力は応用されています。社会貢献度が著しく高い仕事です。
・合成
「合成」は、その名の通り化学反応を用いることで必要となる化合物を生成する仕事です。新しい有用な化合物合成のための研究なども行います。またそこから派生するように経済的な合成を行うための研究も行います。
まとめ
「医療・研究開発系の職種」の紹介は以上となります。あまり見覚えのない仕事も多かったのではないでしょうか?派遣と一くくりに言ってもその種類はさまざまであり、その仕事が社会にどのように役立っているかもそれぞれ全く違うということを頭に入れておかなくてはなりません。また「医療・研究開発系の職種」は紹介しきれなかったものが数多くあります。気になった方はさらに深く調べてみるのも良いかもしれません。「働く」ということは誰かの役に立つということです。自分自身の適正に合った仕事を見つけ、より多くの人のために仕事の面で活躍していきましょう。”