ピンチをチャンスに変える!派遣の待機期間の有意義な過ごし方

派遣で働く人たちにとって、「待機期間」というのは、非常に不安なものです。いつ次の仕事が決まるのか分からない中で、収入はゼロ。不安を抱えるのは当然です。しかし、私は、仕事がないからこそ、できることがあると思います。不安から来る焦り、なかなか仕事が決まらず、塞ぎ込んでしまう気持ちも分かりますが、今、自分にできることを、コツコツとやっていくことが、次の仕事に繋がります。

もう一度、条件の見直しを

なかなか次の仕事が決まらない。それは、自分の希望する条件にマッチした求人が無いということです。再度、自分の求める条件を整理してみてはいかがでしょうか? 絶対に譲れない条件、譲歩できる条件、資格やスキルといった自分の武器を明確にさせることで、見えてくるものもあると思います。「子供もいるし、職場はできるだけ学校や家から近い方が良い。でも、子供が学校に行っている間は時間があるし、勤務時間の条件は広めに設定しておこう」というように、条件に幅を持たせることが大切です。

新しい資格やスキルの獲得

待機期間中は、時間があるため、そこで何か新しいスキルや資格の獲得を目指すというのも、非常に有意義な過ごし方だと思います。仕事をしていては、「勉強する時間が取れない」「講習に行けない」なんてこともありますが、待機期間中なら、積極的に参加できます。特に、英語やPCスキルなど、企業側のニーズの高いスキルを獲得できれば、一気にできる仕事の幅が広がります。派遣会社で講習会を実施している場合もあるので、積極的に参加して、スキルアップを目指しましょう。このとき注意したいのが、資格や新しいスキルを取得した場合は、すぐ派遣会社に連絡して、自身の登録情報を新しくしておいた方が良いということです。より良い仕事と出会うには、タイミングも肝心です。登録情報は常に最新のものにしておいて、来たるチャンスを逃さないようにしましょう。

待機期間はピンチではなくチャンス

私は、待機期間というのは、逆にチャンスだと思っています。説明してきた通り、待機期間だからこそ、新しいスキルの獲得に時間を費やすことができるし、仕事から離れてみて初めて気づくことも色々あります。自分にはどんな仕事が向いているのか、自分は何がやりたいのか、ゆっくりと考える良い機会だと思います。転職を考えている人なら、その準備を始めるのも良いかもしれません。とにかく、待機期間を無駄にせず、今の生活のため、そして未来の自分のために、有意義な待機期間を送ってほしいと思います。